「好き」の生まれ変わり。
そりゃもちろん、
楽しいことばっかりだったらどんなに幸せか。
でもね、
楽しくないこともある。
嫌だなってこともある。
嫌だなって思っても、楽しいことが少しでもあれば、プラマイプラスで楽しいなって思えたらそれでいい。良しとする。
と思っていたけど。
大好きな自担にスキャンダルが出た。
プラスプラスプラスプラスプラスプラスプラス、モーレツにプラス!だったはずのことが、一気にマイナスに傾いた。
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スキャンダルと言っても
法に触れることでもなく、熱愛でもなく、
素行不良とまではいかないけど、お酒がらみのこと。原因は脇の甘さ。
どんな女性と付き合おうと、
どんな友達と遊ぼうと、
どんなお酒の飲み方をしようと、
どんな私生活を送っていても
ステージ上の自担にしか興味がないから別にいい。
ステージに立って歌って踊ってキラキラ輝いてくれていればそれでいい、と割り切ってたつもりだった。
今回のことで
「傷ついた」でも
「がっかりした」でも
「裏切られた」でも
「もう嫌い」でもなくて
「よくわかんない」だった。
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初めて行ったNEWSのコンサートはWhiteオーラス東京ドーム、座席は2階スタンド後方。
ステージ上で踊るシゲさんのかっこよさにドキドキさせられっぱなしで、公演後半には髪の毛をガッツリ上げてツーブロ見せてきてワイルドな一面もあるんだなあかっこいいなあと思ったらメンバーの肩にコテンって頭を置く可愛さとのギャップに心打たれ、「後ろのほうでも楽しめたよね」の一言で一瞬で好きになって。
公演直後にグッズ売り場まで急いで、その勢いで買ったうちわとポスターを翌朝見て「やっぱり好きだなあ」と自分の気持ちを確信してから報道が出る日まで
私がシゲさんを好きって気持ちを1mmも疑ったことはなくて、
歌って踊って、演技をして、本を書いて、コメンテーターをして。
どんなシゲさんもかっこよくて、好きで大好きなはずなのに
「大好きなはず」が「大好きだったはず」に変わって
でも嫌いになれなくて、やっぱり好きだよなあ〜って自分の気持ちに自信がなくなって、気持ちを確かめる回数が増えて。
でも遠ざかる勇気はなくて、しがみついている自分がみっともなくて、そんなふうにオタクしている自分の姿が嫌で
でもどうしていいか分からなくて。
好きだった気持ちを否定しかけたけれど、
友達が
今回のことで「シゲを好きなりりちゃん」を(好きだった、だとしても)否定しちゃうのは、悲しいな。
って優しい言葉をかけてくれた。
この言葉にすごく救われた。
シゲさんのこと好きだったはず、とか、ほんとに好きだったのかなって、
つい昨日までの自分の気持ちに疑いを持って
今までの「好き」を否定して燃やしそうになったけど
「今の気持ちはよく分からないけど、少なくとも昨日まで私はやっぱり私はシゲさんが好きだったんだよね」って第三者からのお墨付きをもらって今までの「好き」に自信が持てた。
好きでいることに自信なんていらないけど、こんな時だから何らかの確かなものが欲しかった。
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NEWSの楽曲は聞かなくなったけど
夜布団に入るとシゲさんの顔が浮かんで、涙が出てきて
ドラマの撮影で忙しいであろうシゲさんは寝れてるかな、ちゃんと食べれてるかな、と心配になって眠れなくなったり。
眠れず目が冴えていたとき。
シゲさんを初めて見た東京ドームでの景色とか
初めてシゲさんと静岡デートしたエコパの光景とか
もうこれ以上近いことなんてないってくらいそばだったシゲさんのリフターが東京ドームで上がる光景とか
グローブ座で観たシゲさん主演舞台での光景とか
全身の力を込めてURを歌うシゲさんがゼロズレの光景とか
なかなか思い出そうとしても頭に浮かばなかった思い出の光景とかが
急に走馬灯のように頭の中に浮かんできた。
これが最後の合図なのかなって思うくらい、鮮明だった。
けれどこれで、今までの好きと想い出を宝箱にそっとしまえた気がした。
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今までたくさん「かっこいい、可愛い、素敵」と思わせてくれて、たくさんの想い出をありがとう。
大好きでした。
今も、これからもきっと大好きだけど。
これからは「シゲさんの担当」じゃなくて、「シゲさんを応援しているファン」でいさせてね。影ながら応援しています。
絶対に幸せになれよ!!!!!!!!
加藤シゲアキとしても、
加藤成亮としても!!!!!!!!!!!