私が恋愛できない理由 〜21歳ジャニヲタ女子大生の場合〜

いつぞやの月9のタイトルをまんま付けてしまったが、土曜の朝の通学時間を使って「私が恋愛できない理由」について考えてみる。

 

21歳ジャニヲタ理系女子学生の私。

理系学科だけど、男子ばっかりで女子が極端に少ないわけでもなく、男子:女子=2:1の割合でいる。「理系って男子いっぱいいるから彼氏できやすいね〜!」なんてよく言われるが(最近は言われなくなった)、実際そうでもない。そうでもないどころか全然そんなことない。私の大学には文系学部もあり、キャンパスも一緒。だから理系男子たちの目は、毎日可愛くして、メイクして、髪を巻いて、キラキラしている文系女子たちに向くのだ。私の学科男子たちもそう。文系も一緒のサークル内でもそう。理系女子の中にもキラキラしてる子はもちろんいるが、気が強かったり、気が強かったり、気が強かったり…である。
 
こんなこと言うと、私は「私が恋愛できない理由=理系女子だから」と思われるかもしれないが、いやそれは違う。
 
恋愛=彼氏ができることだと思っていない。恋愛⊃彼氏ができること*1だと思う。
 
最近は彼氏が欲しいとか、そもそも恋愛がしたいとか思わなくなった。全然思わなさ過ぎて自分のことが心配になる、いろんな意味で。今はこんなこと言ってる私だが、3年前には彼氏がいた。すごく優しくて、何を言っても受け入れてくれる心の広い人だったが、どうしても私が許せなかったことがふたつある。
1.ジャニーズを悪く言うこと
付き合う前にジャニヲタであることを言うタイミングを逃して言えていなかったが、まあ、もともと言う気もなかったが、好きな曲とかの話になったときにジャニーズのことが出、アカペラを得意とする彼はジャニーズが嫌いだと知った。心が広い人と言ったが、そんなに悪く言わなくても、実は心狭い人なんじゃないか、と思うくらい嫌いだったみたい。今思えばジャニーズが嫌いだったのではなく、キラキラしたジャニーズにきゃーきゃー言っている私が嫌だったのかな。現実とアイドルは比べないよ、そんな浅はかな…
2.お金に細かい。
ご飯は割り勘派の私だが、1円単位までキッチリされると引く。そこまで割るなら、良いよ私が払うから黙って、と思ってた。
ちなみにこの理由は彼に言ったことない、ごく少数の仲良しの女友達にしか言ってない。他人から見れば些細な理由かもしれないが、趣味と金銭感覚が合わないとか私にとっては致命的だった。こんな風に言っているが、彼のことを嫌いで別れたわけではない。彼はいつも優しくて優し過ぎて、でも、私は意見をハッキリ言うしで、私が何か言っても「ごめん」で片付けられるのが寂しかった。嫌な理由3つめにランクインするかしら?笑。女子校育ちの私に大学で出来た初めての彼氏である彼には今でも感謝している。たった3ヶ月間の大学生にありがちな交際期間だったけど。3ヶ月交際して結婚するカップルもいれば、別れるカップルもいるのだ、と知った貴重な社会経験。それ以降は好きになった人も彼氏もいない。彼氏欲しいと思ったことはあったけど、結局なーんもなくてジャニヲタが捗った。
 
 
さてさて、そろそろ本題へ。
余計な話を多くしてしまうのが私の悪い癖で、はてブロでもいつも本題まで遠回りしてしまって、ごめんなさいTT
 
私は特段可愛い顔してるわけでなし、むしろ中の中の下って感じのめがねっ娘*2。娘はお父さんに似たほうが可愛いなんて無責任なこと言い始めた人誰やねん!性格はアッサリバッサリ(と友人からは言われている)。言葉をオブラートに包む優しさは持ち合わせてるけど、優しさに溢れた女神様ではない。
 
人は色んな部分が欠落してる人間に対して「俺が(私が)助けてあげなくちゃ!」と思うのか、人間として多くのものが足りてない私はそこそこの食事のお誘いは頂いていた。このひとは気が合うな~と思う人のお誘いだけ乗っていた。1回目は行くけど2回目以降は続かない・・・というダメ女っぷり。でもそのあとふつーに先輩後輩関係や、友情関係が続くから、私は彼女としての素養が足りてないんだろうなあ。
 
ジャニヲタやってて、決してアイドルと付き合いたいって思わないし、見返りを期待せずに継続的にアイドルを愛せる。彼らがいるのは画面の向こうがほとんどだし、コンサートに行っても遠いステージに、手の届かない場所に立っている。しかも私の周りには同じ対象を追いかける女の子が何万人といる。そんな環境でアイドルに見返りなんて求めていたら息きれちゃう。私はファンサ欲しいとか思わないドライヲタだけど、ファンサ欲しいっていう子を悪く思ったりはしてません。
 
自担のことを四六時中好きだけど、たまに嫌いだし、たまに嫌なとことか見えると容赦なく「○○なところがイヤ!」って言っちゃうけど、結局は嫌なところも含めて好き。自担に甘々な私。
それがもし彼氏だったら・・・
イヤなことは言い合いたいし、でも好きな時はとことん好きだし、でも見返りは求めない愛だし。めんどくさそう私。苦笑

アイドルはこちらがどんだけ好きでも、どんな些細なことが嫌いって言っても絶対にレスポンスない。見えない物理的な壁がアイドルと私の間にあるのが最高最大の救い。

誰かを応援することがとてつもなく楽しくて、目の前の出来事がフィクションでなくて、生身の人間が生きる現実だから。たとえ画面の向こうの手の届かない相手でも追いかける。思う存分愛することができる。見返りを期待せずに、むしろ見返りなんて要らない。

*1:A⊃B:BはAに含まれるの意

*2:ドライアイなのでコンサート以外はめがね生活